看護師と看護士の違い

あなたはご存じですか?看護師と看護士の違い

女性の職場というイメージの看護師ですが、近年、男性看護師も増えつつあります。昔は「看護婦」だった名称が、男女関係なく使える「看護師」に変わったのも、時代の流れと言えるでしょう。

しかし、パソコンなどで「かんごし」を変換すると、「看護師」の他に「看護士」と出てきます。なんとなく、「看護師」は女性で「看護士」は男性?と思うかもしれません。それとも字が違うだけで、どちらも正しいのでしょうか?

現在は「看護師」で、「看護士」は男性看護師の旧称です。ですから、女性の「看護士」は存在しません。表記する時も、「看護師」が正しいのです。

そもそも、男性の看護師は、1948年に制定された「保健婦助産婦看護婦法」では、「看護人」として規定されていました。1968年の法改正で「看護人」から「看護士」へ変わり、ここで「看護士」が男性であると認知されました。

そして2003年、男女共同参画の流れから、「婦、士」を「師」へ変える法改正がなされ、「看護師」へと統一されました。わざわざ男性の、女性の、と付けなくても良いのです。

ですが、「看護婦」の名称で馴染んできた人たちにとっては、今でもついうっかり「看護婦さん」と言ってしまう場面もあると思います。正式な文章や公の場などでは気をつけなければなりませんが、日常で使う分には問題はありません。現に、高齢の患者さんたちはよく「看護婦さん」と言っていますね。今となっては愛称のようなものです。