透析療法指導看護師とは

透析療法指導看護師ってなんだろう?

看護師と一言で言っても、現在では様々な分野の専門看護師資格があります。その中で透析療法指導看護師といって、透析看護のプロが存在します。日本腎不全看護学会などの全5学会合同の認定制度により取得できる資格で、平成17年8月から認定を開始。認定看護師としてはまだ新しい分野と言えます。平成24年度の認定試験により、透析療法指導看護師の数は全国で約1300名に達しています。試験資格上、透析看護のキャリアが必要な為、元々透析専門で仕事をされてきた看護師が資格取得する流れになっているようです。長い間透析看護に従事してきた方にとってこの資格は勲章とも言えるのではないでしょうか。

受験資格としては6項目。正看護師であること・3年以上継続して日本腎不全看護学会の正会員であること・腎不全看護実務が3年以上・看護実務5年以上・看護領域の実践報告を3例提出・受験資格ポイントが30ポイント以上という条件。最後の受験資格のポイントというのは、学会参加で5P・資格認定する学会への実践報告者としての論文掲載で15Pなど、自分の活動によってポイント加算されていくというもの。他の認定看護師と違い、専門学校に入学する必要はないため、休職することなく働きながら資格取得を目指すことができます。

透析導入患者は日本に約30万人いると言われています。治療に対しての看護には専門的な知識と技術が必要とされ、期待される仕事内容としては、専門知識の提供や合併症の予防とケア、安全管理などです。この資格を持つ方は透析専門に働くナースとなる為、一般的な看護師と比べ収入は高め。日勤が多く夜勤が少ない傾向にあるようです。