病院はブラック企業の様になっています

ブラック企業と変わらない?看護師の仕事現場

病院看護師の勤務状況はかなり過酷。残業や時間外勤務は当たり前にあります。病院を企業に例えると雇用形態だけを見たとしてもかなりのブラック企業になるのではないでしょうか?法の網目をくぐるようなシフト体制で働いてきた看護師は少なくありません。2008年に看護師2名の過労死認定をとうとう出してしまった問題を受けて、日本看護協会が実態調査を実施。全国で約2万人の看護師が過労死につながりかねない長時間労働があるという問題が明らかになりました。

時間外勤務手当の不払い、暗黙の了解でサービス残業させる習慣、長時間の拘束、法外な連続勤務日数、勉強会などによる時間外拘束、看護師不足による個人の負担(激務)など、今までの看護師はただの不満として公言することなく飲み込んできたことなのでしょう。

1980年代の勤務体制の評価基準を見てみると、「できるだけ」「できる限り」「望ましい」と、とても基準とは理解し難い言葉が目立ち、これを長年基準としてきたなら、看護師を雇う病院がブラック企業化してもおかしくないなと感じる内容です。長年勤務体制の問題を抱えてきた業界ですが、最近になり少し明るい兆しが見えてきたと感じる方もいるかもしれない要因の一つに、日看協が発表した「看護職の夜勤・交代制勤務に関するガイドライン」というものがあります。ここでは、今まで抱えてきた勤務体制に関する問題点やそれらの問題に対して看護師が受けると予想される健康被害など、今まで黙視されていたブラックな現状にかなり突っ込んで問題提示した内容になっています。

日看協のガイドラインがどのくらいのスピードで具体化されるのか、過酷な現場で働いてきた看護師達が変わったと実感できる日はいつ来るのか、期待し見守っていきたい問題です。