国際的に働く看護師はどういった種類か

国際看護師?海外で活躍するナースとは

自然被害にあった国や途上国・貧困地・戦地などで医療による救援活動を行っているナース達がいます。こういう人達を指して国際看護師と呼ぶことがありますが、国際的に働ける看護師免許があるわけではなく、日本や各国で看護資格を取得し、病院などで看護師の仕事を5年なり10年なり実務経験を積んだ後、看護が必要な国に人道援助を行っている団体に登録する方が大半で、所属する団体からの要請で各国へ行って看護活動を行います。ほとんどの看護は団体のチームで行われており、個人で看護活動を行っている人は稀です。

プロの看護師として働く他に、まだ実務経験のない学生を対象に国際保健活動者を人材育成する団体・通称jaih-s、国際的に働くことを総合的に身に付ける実践研修を行うジャパンハートの国際看護長期研修などがあります。

登録上、資格と実績が必要な代表的な団体として、●国境なき医師団Medecins Sans Frontieres(通称MSF)●国際緊急援助隊Japan Disaster Relief Team(通称JDR)●青年海外協力隊●国際看護師協会International Council of Nurses(通称ICN)などがあり、他にも大小様々な医療活動を行う団体があります。また、日本赤十字社では登録制ではなく日赤の職員として海外に派遣されます。

JDRや青年海外協力隊を運営するJICAでは、帰国後の進路開拓支援を実施するなど、一度日本での仕事を辞めて活動した人などへのフォローもありますが、登録する時点で勤務する病院に協力を仰ぎ帰国後も働けるようにしておく人も少なくないようです。また、各団体によって登録資格の他に受験などもあります。

世界の看護師不足はもちろんなのですが、助産師についても常に人手が足りないようです。看護師資格や助産師資格を取得するにしろ、ボランティアに参加するにしろ、募集資格には年齢制限が設けられているのが大半なので、興味があるなら早い内にとことん調べて現実化することをお勧めします。